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タイの街でサルの集団が抗争!これも新型コロナウイルスの影響?

サルの抗争
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タイの観光地で、バンコクから150kmほど北に位置する地方都市「Lopburi(ロッブリー)」にて、猿たちが町中で暴れている動画がSNS上で人気になっています。

サルの抗争で大乱闘

古い寺院や遺跡などで知られている、タイ最古級の街である「ロッブリー」には、数千匹のサルが住んでいるそうです。

動画では、ロッブリーの街中で、100匹は優に超える数の猿たちが、大きな通りの真ん中を平然と移動しています。

 

道路を渡っているだけだと思ったら、急に乱闘騒ぎが始まりました。

どうやら、この大勢の猿たちは2つのグループに分かれているそうです。

いつもは、鉄道の線路を境界線として、棲み分けをしているそうです。

 

そして、その乱闘のきっかけは、食べ物でした。

食べ物を巡って、一方の集団のボス猿が、もう一方の集団に対して攻撃を仕掛けたために、2つの集団の大決闘が起こってしまったということです。

なぜクループ同士の抗争が始まったのか?

いつもは境界線を挟んで棲み分けをしているサルのグループが、なぜ抗争が始まったのか?

いくつかの説があるそうです。

  • 気温が高い事が、襲いかかるきっかけになった
  • 食料が足りなくなったため
  • 新型コロナウイルスの影響

では、なぜ新型コロナウイルスの影響?

では、なぜ新型コロナウイルスの影響という説が出てきたのか?

それは、2番目にもある「食料が足りなくなったため」にも繋がります。

 

新型コロナウイルスの影響で、人間の移動ができなくなったからです。

要するに、観光客が激減して、サルに餌を与える人間たちがいなくなったからです。

 

そのため、いつもは縄張りを守っているのに、餌を求めて移動し、少ない餌を巡って取り合いが始まり乱闘騒ぎになったということです。

この説が、一番道理にかなっているような気がします。

日本でも同じような問題が起こっている

これと同じような状況は、日本でも起こっています。

観光客が激減した奈良では、鹿が駅前や街中に出てきているそうです。

この鹿の件は、先日テレビでも報道されていました。

 

SNSでは、「奈良の鹿が観光客減のあおりを食って、鹿せんべいを食べることができずお腹をすかせている。」と心配する投稿もありましたが、一般財団法人「奈良の鹿愛護会」は、その投稿に対して反論をしています。

鹿せんべいは、鹿にとっては主食ではなく「おやつ」なので、「鹿が飢えているということはない」ということだそうです。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大は、世界中に大きな問題を引き起こしています。

しかも、それは人間だけではなく、動物たちにも影響を及ぼしているようです。

新型コロナウイルス騒動の1日も早い収束で、普段の生活に戻りたいものです…

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