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多摩川のライブカメラや設置場所、過去の氾濫・水害やハザードマップ情報など

多摩川
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地球全体の気候の変動なのか、日本でも猛暑・暖冬、そして今までに見たことがないような豪雨や、大型台風などの自然災害が頻繁に起こっています。

先日、2020年7月3日夜から4日朝にかけて、鹿児島県薩摩地方・大隅地方や熊本県南部で局地的に猛烈な雨が降り、気象庁は4日4時50分に大雨特別警報を熊本県・鹿児島県に対して発表しています。

この局地的な大雨の影響で、熊本県を流れる球磨川水系は、八代市、芦北町、球磨村、人吉市、相良村の計13箇所で氾濫・決壊し、約1060ヘクタールに渡り浸水しました。

 

川沿いの特別養護老人ホーム「千寿園」では、水没した施設で入所者14人が死亡しています。

千寿園のある球磨村渡地区では、浸水の深さが最大9メートルに達したと言われています。

 

その後も大雨は続き、福岡県大牟田市では、7月6日午後3時からの3時間で252ミリという、これまで誰も経験したことのない雨量を観測しています。

諏訪川(関川)には大量の水が流れたにもかかわらず氾濫は起きませんでしたが、処理能力を越える雨量により同市三川町の三川ポンプ場は、内水氾濫が起き、故障を避けるために電動ポンプを停止しました。

この内水氾濫により、避難所となっていた大牟田市立みなと小学校や三川地区公民館が、道路冠水のために一時孤立状態となり、避難所の住民は一夜を過ごしています。

 

その他でも、各地で氾濫や越流、冠水などが相次ぎ、被害は九州だけではなく、中国地方や中部地方にも広がっています。

東京・神奈川を流れる多摩川は大丈夫なのか?

多摩川と言えば、2019年10月の台風19号で氾濫し、大きな問題になったのは記憶に新しいです。

地図で見ると、川からは少し距離があるような気がした武蔵小杉駅周辺にも、水が押し寄せて駅一帯が冠水し、地下の設備への浸水で大規模な停電が発生したタワマンの「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」など、テレビで何度も放映されていました。

 

人気のオール電化の高級タワーマンションが、まさか水害で上下水道、エレベーターといった全ての機能が使えなくなるとは、誰も想像していなかったと思います。

マンションにも暫く住めなくなった上に、周辺の道路には大量の泥が流れ込み、おしゃれな街並みも悪臭で大変なことになった光景もニュースなどで何度も流れていました。

 

こちらに、その当時の画像がいくつか載っていました。

過去にも多摩川は何度も洪水があった

歴史を振り返ると、多摩川では、過去に何度も水害が起こっているそうです。

1974年9月には、台風16号によって生じた激流が、堤防を260メートルに渡って崩壊させて、民家19棟が流された事もあったそうです。

 

1910年(明治43年)の関東大水害では、多摩川だけではなく利根川、荒川など、広範囲にわたって河川が氾濫し各地で堤防が決壊して、数多くの家屋が全壊流出し、沢山の方々が亡くなっているそうです。

それよりももっと昔、1896年や1875年にも、多摩川は氾濫し多くの家屋が浸水したり犠牲者が出ているそうです、

水害から身を守るにはどうすればいいか?

これだけ科学技術が発達した現代でも、地震と水害には昔の人と同じように悩まされるという、日本人にとっては宿命のようなものでしょうか?

3.11東日本大震災でも、亡くなった方のほとんどは、津波という水害だったのです。

 

どうすればこのような水害から身を守るのか?というと、答えは一つしか無いような気がします。

日本人が悩まされている大きな自然災害の一つ「地震」の場合、地震が起きる場所の特定はかなり難しいですが、水害はある程度予測できます。

水害が起きそうな場所には、絶対に住まないようにするという対応しか無いような気がします。

 

だからといって、高台が良いかと言うと、高台でもがけ崩れが起きたりします。

ということで、個人的に住む場所を決める時には、「川の近く、海の近く、低い土地、山のふもと、崖の下、盛り地などはなるべく避ける」ようにしています。

やはり、自分や家族の身は、自分たちで守るしか無いのです。

 

仮にそのような場所に既に住んでいて、引越しなどが難しい場合、下記にあるような「ハザードマップ」を手に入れることを、「国土交通省」も勧めています

ハザードマップを手元において、実際に自分の家や学校が水につかるのかどうか、どこまで水がきそうななど、具体的にイメージを持つことが大事です。

ハザードマップには、避難所の位置や連絡先、消防署や警察署の場所、危険な場所などの情報が記載されているので、定期的に確認することも大事ではないでしょうか?

多摩川に関するハザードマップについて

こちらには、多摩川に関するハザードマップがあります。

多摩川は、多くの市区を流れているので、いくつものハザードマップが存在します。

◆東京都世田谷区の多摩川に関するハザードマップ
ハザードマップ

◆東京都大田区の多摩川に関するハザードマップ
ハザードマップ

(大田区-分割版)1-1 多摩川の氾濫(浸水想定)
多摩川の氾濫(浸水想定)

(大田区-分割版)1-2 多摩川の氾濫(浸水継続時間)
多摩川の氾濫(浸水継続時間)

(大田区分割版)2-1 高潮の被害(浸水想定)
高潮の被害(浸水想定)

(大田区分割版)2-2 高潮の被害(浸水継続時間)
高潮の被害(浸水継続時間

◆神奈川県川崎市川崎区の多摩川に関するハザードマップ
ハザードマップ

多摩川沿い下流のライブカメラマップ

下記は、多摩川沿いの下流にあるライブカメラがある場所を示した地図になります。

多摩川沿いの東京都大田区にあるライブカメラ

多摩川沿いの神奈川県川崎市にあるライブカメラ

多摩川沿いの東京都世田谷区にあるライブカメラ

まとめ

温暖化による気候変動が原因なのか、日本でもこれまでに見られなかったような豪雨や、大型台風などが頻繁に起こっており、大きな河川の氾濫や水害事故も度々起こっています。

東京・神奈川を流れる多摩川でも、昨年2019年10月、豪雨による氾濫が起こり、多くの家屋で浸水などの被害にあったり、ライフラインが止まり停電に見舞われました。

 

こちらでは、過去に多摩川で起こった水害情報や、現在設置してあるライブカメラや周辺の地図、政府が公開しているハザードマップなどについての情報をまとめています。

多摩川の氾濫について気になっている方は、ご参考にして頂ければ幸いです。

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